[金属屋根] 折版 嵌合タイプ

図面データ

さらに美しい折版屋根を目指して

「嵌合(かんごう)タイプ」は、鋼板端面が露出しない形状のキャップを、屋根上から嵌(は)めこむ方式で、屋根面にボルトが全く出ない美観上もスッキリした工法です。
馳タイプや重ねタイプと違って、1枚の折版は左右対称の断面となっているため、どの方向からでも折版を葺くことができ、施工計画の自由度が増します。
キャップ部分には専用の採光材「スカイライトF」をご用意しています。

折版許容梁間の算出

許容梁間

※上図は屋根材の曲げ応力度、たわみ量及び、緊定部耐力に基づくグラフです。
※耐火認定上の許容梁間についてはご相談下さい。
※ダブルパックについてはご相談下さい。

  梁間算出基準 折板屋根固有の性能値
曲げ応力 σ b= W・L2/(8・Zx) ≦ fb( 支持端) Zx :断面係数[cm3/m]
※JIS A 6514-1977に基づき算出(写真A:載荷試験)
σ b= W・L2/(12.5・Zx) ≦ fb( 梁間中間)
最大たわみ δ = 3・W・L4/(384・E・Ix) ≦ L/300(連続梁)
(単純梁形式の場合は、係数5/384 を使用)
Ix:断面二次モーメント[cm4/m]
※JIS A 6514-1977に基づき算出(写真A:載荷試験)
緊定部強度 R= 10・W・L・B/8 ≦ ft またはfc ft:許容引張強度[N/ヶ所]
fc:許容圧縮強度[N/ヶ所]
※SSR2007、JIS等に基づき算出(写真B:SSR強度試験)

σb : 曲げ応力度[N/cm2
W : 等分布荷重[N/cm/m]
L : 梁間[cm]
fb : 許容曲げ応力度
=13,720[N/cm2
( 長期、短期ともに共通値)
E : 材料のヤング係数
=20.58×106[N/cm2
R : 緊定部反力[ N/ヶ所]

単純梁と連続梁の定義

単純梁は2点支持・連続梁は3点支持とみなして算出(SSR2007準拠)

載荷試験(写真A)

SSR強度試験(写真B)

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