用語集

ま行

マイクロメーター(まいくろめーたー)一般

マイクロメーター

1/100mmを計測する道具。薄板の板厚などを計測できる。最近は電子ノギスでもある程度の判別はつくようになってきているが、正確性はマイクロメーターの方が高い。ただし、使い方にはコツがいる。

(ます)一般

枡

竪樋の頂部に取り付けられた方形か長方形の箱状の部材。(集水枡ともいう)

直刃(まとも)板金

直刃

金切り鋏のうちの一つ。読んで字のごとく、直線を切る場合に使用される。「すなお」とも読む

枕座(まくらざ)一般

枕座

波形鉄板やプラスチック波板の山部分をフックボルトなどで締めつける際に下地にする、波形に合った硬い座金のこと。サドルともいう。ボルトやビスの締め付けに伴う屋根材の変形を抑える役目を負う。

丸馳折版(まるはぜせっぱん)板金

丸馳折版

馳式折版屋根のうち、「馳部の形状が丸い」折版のことで三晃金属工業、淀川製鋼所などが採用しており、丸型の馳形状は毛細管現象を防止し、折版自体の強度アップにも貢献する。

マンサード屋根(まんさーどやね)一般

マンサード屋根

寄せ棟屋根や方形屋恨で天井裏の空間を大きくするため、屋根面を途中で下方に折り曲げた形の屋根のこと。

見切面戸(みきりめんど)板金

見切面戸

折板屋根では外壁の最上部には折板の断面の形に相当する台形の隙間が残ることになるため、その隙間をふさぐ部品を「軒先面戸」といい、そのうち下に「見切」と呼ばれる水切状のものが一体となったものを「軒先見切面戸・軒先見切付面戸」という。省略して見切り面戸という。

箕甲(みのこ)板金

箕甲

社寺建築や数奇屋建築の屋根に見られるけらば部分で屋根面と破風板に高低差をつける特殊な納め方。

見切(みきり)板金

見切

仕上げ材の端部や材質が変わる部分に取付けられる部材またはその部分を「見切」という。天井見切、軒天見切、見切縁等。

水切(みずきり)板金

屋根や外壁の端部において雨水が回り込むのを防ぐために取り付ける部材のこと。主に鉄板を加工した物をいう。

溝板(みぞいた)板金

溝板

金属屋根を構成する材料のうち、雨の流れる場所(どぶ)にある板のことで、吊子、キャップ以外の材料。正式には「どぶいた」と読む。

ミルシート(みるしーと)一般

鋼材の材質を証明する書類のこと。

(むね)一般

棟

異方向へ流れる屋根と屋根が取り合う部分のうち、屋根同士が平行に取り合う部分のこと、角度がある場合は下り棟という。

棟タイト(むねたいと)板金

棟タイト

屋根材を固定するタイトフレームの一種で、棟部に使用される「棟タイトフレーム」の略称。通常棟部にはタイトフレームが2列並ぶことになるが、棟梁が小さいなど、2列並べることが困難な場合は棟タイトを使用する。対応できる角度があらかじめ固定されている。

棟包み(むねつつみ)板金

棟包み

異方向へ流れる屋根と屋根が取り合う部分のうち、屋根同士が平行に取り合う部分を棟といい、その部分を覆う板を棟包みという。

無溶接タイトフレーム(むようせつたいとふれーむ)三晃

無溶接タイトフレーム

屋根材を下地の鉄骨等に固定するタイトフレームのうち、取付方法を溶接に依らない形式のものをいう。火気を伴わないため、下部等の養生が不要でかつ、母材に及ぼす影響も少ない。溶接のをしないため取付に技術が不要で製品安定性が図れる。近年採用件数は増加傾向にある。三晃金属工業の商品名は「ガッチリタイト」で、ほぼ全ての折版製品に対応している。

面戸(めんど)板金

面戸

屋根材の断面形状上生じる隙間を埋める部材。折板屋根では外壁の最上部には折板の断面の形に相当する台形の隙間が残ることになるため、その隙間をふさぐ部品を「軒先面戸」といい、水上側に取付けられる止水性を兼ね備えた面戸を「止面戸・水止面戸」といい、その水下側に取付けられる化粧面戸を「エプロン面戸」と呼ぶ。ほかにケミカル面戸や馳面戸など様々な面戸がある。

毛細管現象(もうさいかんげんしょう)板金

毛細管現象

細い管状物体の内側の液体が管の中を上昇する現象である。毛細管現象によって馳内にしみ込んだ雨水等が、圧力差により押される、断熱材等に吸われることによって漏水が発生する。馳の内部に起こりやすい為、馳組の際は適度な空間を開けることや、断熱材等の吸水性のものが接しないよう工夫が必要。

木毛セメント板(もくもうせめんとばん)一般

木毛セメント板

木材をリボン状に切削し、セメントと混練して圧縮成型した板。野地板などに用いられる。また同様のものに、木材をチップ状にしてセメントと練り合わせ成型した物に硬質木片セメント板、加える圧力を上げ、高密度にした、高圧木毛セメント板ながある。木毛板にくらべ、平滑度、強度がアップしている。このように同じ材料を使用していても、木材の大きさ、セメントとの比率によって強度・呼び名が変わる。

もっこ(もっこ)一般

もっこ

鋼製ワイヤー・繊維ロープ・べルトスリングなどで作られた荷役用具で、網状のもの。不定形な物や、ばらける小物等の揚重に向いている。

母屋(もや)一般

母屋

垂木の上に設置される部材。縦方向のものを縦母屋、横方向のものを横母屋という。母屋のピッチは@606、455のものが多く野地板の長さに合わせ@1,820でダブル母屋とすることが通例である。

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