改修|防水
R-T工法®(ステンレス防水)
R-T改修工法により、半永久的な耐候性を持つステンレスによる防水層を形成します。
既設が当社のR-T工法だけでなく、他社のステンレス防水屋根、ステンレス防水以外の工法でも改修可能です。
鉄骨造、RC造だけでなく、木下地に補強を加えることで施工が可能な防水工法です。
既設防水層の撤去が不要で経済的・環境的にもやさしい防水工法です。
R-Tカバー工法
R-Tカバー工法は、既設屋根を撤去せず、R-T工法にてカバー改修する工法です。既設を撤去する必要が無いため、工期短縮と室内への漏水を最小限に抑えることが可能です。さらに、既設の上に断熱材を敷き込むことで、断熱性の向上が期待できます。


工法
通し吊子によりさらに高強度に!
スライド工法(従来)

拘束工法(現在)


従来のスライド吊子(部分吊子)を使用したスライド工法を改良し、通し吊子を使用した拘束工法を採用することによりスライド工法の1.5倍の強度を実現しました。(近年の大型台風対策へ)
また、吊子を通し吊子とした拘束工法にすることで屋根材の熱伸縮を抑制し、屋根の施工長さに制限が無くなりました。(最長130mの屋根実績有り)
耐久性
耐候性の高い材料を使用し、長期メンテナンスフリーを実現!
旧
鋼種(生地) | 旧 オーステナイト系 | |
---|---|---|
地域別耐久性能 | 一般 | ○ |
海岸 | △ | |
JIS規格 | SUS304 | |
鋼種(商品名) | SUS304 | |
線膨張係数(cm/cm・K)×10⁶ | 17.3 | |
耐用年数 | ~30年 | |
計画長さ(JASS8による) | 15m |
※R-T標準構成ベース
新
鋼種(生地) | 新 フェライト系 | チタン | ||
---|---|---|---|---|
地域別耐久性能 | 一般 | ◎ | ◎ | ★ |
海岸 | ○ | ◎ | ★ | |
JIS規格 | SUS445(J1) | SUS445(J2) | JIS H4600 | |
鋼種(商品名) | NSS445M2 | NSSC220M | TP28C | |
線膨張係数(cm/cm・K)×10⁶ | 10.4 | 8.4 | ||
耐用年数 | 50年以上 | 100年越 | ||
計画長さ(JASS8による) | 制限なし |
※R-T標準構成ベース

工法導入当時はSUS304や316等のオーステナイト系ステンレスが建材、屋根材として主流でしたが、熱伸縮が大きいというデメリットがありました。
1990年代後半に高耐食フェライト系ステンレスが開発された事により、熱伸縮が少なく、耐食性に優れた屋根の施工が可能となりました。
このフェライト系ステンレスと拘束工法を組み合わせ、建屋をカバー改修する事によって、50年以上メンテナンスを必要としない、ランニングコストを抑えた長寿命屋根に生まれ変わります。
手順
耐候性の高い材料を使用し、長期メンテナンスフリーを実現!

薄板のステンレスを使用することによりバックアップ材(断熱材)を含めても約4.1kg/㎡という軽量性を実現しました。
また、バックアップ材として断熱材を敷き込むため、断熱性能も向上します。(熱貫流率:0.86W/㎡・K)
改修例
耐候性の高い材料を使用し、長期メンテナンスフリーを実現!




