[金属屋根] 折版 重ねタイプ
シンプルな形状であらゆる用途に
◎ | 金属屋根に野地板不要の長尺折版が使われるようになったのは、1963年に三晃金属工業が折版S-60を開発してからであり、我が国の金属屋根に大きな変革をもたらしました。 この重ねタイプは、以後、折版が馳式タイプや嵌合タイプへと発展していく礎となったのです。 |
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◎ | 現在でもその断面性能と加工性から、強風地帯や多雪地域においても強靭性を発揮するためご採用の多い製品です。(鉄道シェルター屋根工事など) |
◎ | 吊工法として、トラックヤード・荷捌き場などの大庇として採用頂いています。 |
折版許容梁間の算出
許容梁間
※上図は屋根材の曲げ応力度、たわみ量及び、緊定部耐力に基づくグラフです。
※耐火認定上の許容梁間についてはご相談下さい。
※ダブルパックについてはご相談下さい。
梁間算出基準 | 折板屋根固有の性能値 | |
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曲げ応力 | σ b= W・L2/(8・Zx) ≦ fb( 支持端) | Zx :断面係数[cm3/m] ※JIS A 6514-1977に基づき算出(写真A:載荷試験) |
σ b= W・L2/(12.5・Zx) ≦ fb( 梁間中間) | ||
最大たわみ | δ = 3・W・L4/(384・E・Ix) ≦ L/300(連続梁) (単純梁形式の場合は、係数5/384 を使用) |
Ix:断面二次モーメント[cm4/m] ※JIS A 6514-1977に基づき算出(写真A:載荷試験) |
緊定部強度 | R= 10・W・L・B/8 ≦ ft またはfc | ft:許容引張強度[N/ヶ所] fc:許容圧縮強度[N/ヶ所] ※SSR2007、JIS等に基づき算出(写真B:SSR強度試験) |
σb : 曲げ応力度[N/cm2]
W : 等分布荷重[N/cm/m]
L : 梁間[cm]
fb : 許容曲げ応力度
=13,720[N/cm2]
( 長期、短期ともに共通値)
E : 材料のヤング係数
=20.58×106[N/cm2]
R : 緊定部反力[ N/ヶ所]
単純梁と連続梁の定義
単純梁は2点支持・連続梁は3点支持とみなして算出(SSR2007準拠)