三晃金属工業株式会社

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他の追随を許さない圧倒的な提案力で、信頼を勝ち取る。他の追随を許さない圧倒的な提案力で、信頼を勝ち取る。

昔からものづくりに興味があり、特にスケール感がある橋梁などに惹かれ、大学では土木系を専攻。就職活動では土木業界を検討する傍ら、小学校から大学まで野球部に所属していたことから、数々のドームを手掛ける三晃金属工業に魅力を感じ入社。最初の1年半は名古屋支店の工事課に配属。2016年に岐阜営業所に異動後、2019年に再び名古屋支社の工事課を経て、2021年から現職に就く。2021年に子どもが生まれてからは趣味のゴルフを封印し、休日は家族との時間を満喫している。

営業

森 陽

Mori Yo
※取材当時

2015年入社 工学部環境建設工学科卒 

一つとして同じ案件はない三晃金属工業の屋根づくり。自由度や専門性の高い屋根の提案は難しい反面、やりがいも大きい。正解がないからこそ、担当者一人ひとりの知識や技術力がものをいう世界で、フロントに立つ営業はどのような想いで屋根づくりと向き合っているのか。見積もりの作成から仕様の決定、工法の計画まで幅広い業務に携わる営業担当者に、その醍醐味を聞いてみた。

  • 自分の提案力次第で商品価値を高めていける。
  • 屋根づくりには正解がないからこそ、突き詰める面白さがある。
  • 三晃金属工業という看板ではなく、個人として信頼されたい。

売っているのは「技術力」。
売っているのは「技術力」。

大学では土木系を専攻していたため、就活を始めた当初はゼネコンの土木分野などを中心に検討していました。しかし、説明会を通して土木業界の仕事について知っていくうちに、工期が長く、同じ現場に何年も駐在する働き方が自分には向いていないと感じるように。土木以外にも視野を広げようと合同企業説明会に参加した際、三晃金属工業のことを知りました。それまで土木業界しか見ていなかった自分にとって、土木よりも工期が短い点や都市部の営業所を拠点に働ける点、さらに屋根に特化した工事を請け負うという専門性の高さなどが魅力に感じられました。また、道路やトンネルなど、どちらかというと「縁の下の力持ち」という印象が強い土木に対し、三晃金属工業が手掛ける屋根は意匠性が高く、人々の生活を支えながらも華やかさがある点に惹かれ、入社を決意しました。

私が在籍する名古屋支店には、大きく分けて営業課と工事課の2課があります。入社後、工事課を経て、現在は営業課に所属しています。営業というと「ものを売る仕事」というイメージがあるかと思いますが、私たちの仕事はいわゆるメーカーのような既製品を売る営業とは異なります。もちろん、自社で開発した屋根を「売る」という側面もありますが、そこも含めて屋根にまつわる「技術力」を売っていると感じています。
営業はクライアントと最初に向き合う部門であり、見積もりの作成から仕様の決定、さらにはどのような屋根をどう運搬するかといった施工の細部に至るまでを決定していきます。それらの内容をもとに工事課が現場を取り仕切り、屋根のパーツを一つずつ組み立てていくのです。そのため、工事課ではものづくりの醍醐味やスケール感を体感でき、営業課ではクライアントの要望をもとに、一から屋根を提案していく楽しさが味わえると実感しています。

クライアントの期待の先へ。
クライアントの期待の先へ。

名古屋支店の営業課では、私を含む3人のメンバーで愛知県内のすべての案件を担当しています。一つの案件に携わる期間は、3カ月から長いもので1年ほどです。進行中の案件が常時5~6件ほどあり、それ以外に契約がまとまりそうな案件が2、3件、見積もり段階のものが20件ほどあり、同時進行でそれらの案件を回していきます。常に複数の案件に気を配らなければならず、迅速かつ正確な判断が求められます。

その中で私が常に意識しているのは、クライアントの要望に対し、期待を超える提案をすることです。「屋根づくり」という正解のないものづくりの中で、どうすれば工期を短縮できるか、もっと工事費を抑える方法はないかなど、日々模索しながら案件と向き合っていきます。案件ごとに、仕様や施工方法が異なるため、その都度、必要な知識やノウハウも変わっていきます。奥が深い分、突き詰める難しさを感じますが、だからこそ自分の提案次第で商品の価値を高めていける面白さがあります。

中でも特にやりがいを感じるのは、努力した成果として建築物が完成した時です。商業施設やアリーナ、保育園などの施設では、竣工後に一般の方々に利用され、必要とされている様子を見ると誇らしい気持ちになります。また、中部国際空港など社会のインフラを担う案件に携わった時には、「日本経済に貢献できた」という確かな手応えが得られます。友達や家族に、「あの案件に携わったんだよ」と誇れるのも、密かな喜びの一つです。

常に付加価値のある提案を。
常に付加価値のある提案を。

三晃金属工業の強みは、圧倒的な実績とそれに伴う業界からの厚い信頼です。しかし、営業担当としては「三晃金属工業の営業」としてではなく、私個人としての仕事が評価され、指名していただけた時に、「クライアントの信頼を勝ち取れた」とうれしく思います。そうしたクライアントを増やせるよう、目下の目標はクライアントに「価格以上の価値」を感じてもらえるような提案をすることです。

私たちが提案する屋根には、一つとして同じ商品がありません。もし仮に競合他社でも同じ商品を取り扱っているのであれば、価格は受注を決める上での重要なポイントになります。しかし、実際には会社によって商品も技術力も異なります。そのため、商品の質や意匠性はもちろん、対応の正確さやスピード、工期の短さや現場管理のしやすさなどといった、あらゆるポイントが受注の決め手となります。それらのポイントを押さえることができれば、商品の価値を価格以上のものに高めることが可能です。逆にどんなに価格が安くても、施工中の段取りが悪かったり竣工後に漏水したりすれば、結果的には手間もコストもかかる「高い買い物」になってしまうのです。

まだまだ課題を感じる部分もありますが、先輩方がクライアントから「キミが担当してくれるなら」と個人として信頼されている姿を見ると、「自分も早く先輩方に追いつきたい」と気持ちを鼓舞されます。ものづくりに携わる以上、私たちもクライアントも「より良いものをつくりたい」という共通の想いを持っています。その想いを共有できるような、付加価値のある提案ができるよう、今後もスキルと経験を積んでいきたいと思います。

MESSAGE学生へのメッセージ

この仕事は決してラクではありませんが、どのような仕事に就いてもそれぞれに辛さや大変さがあると思います。そう考えると、仕事の大変さを比べるよりも「興味を持てる仕事はどれか」「自分の性格に合っている業界はどれか」を重視した方が、納得のいく就職ができるはずです。常に目の前にある仕事を「楽しもう」とする前向きな気持ちや、いい意味で楽観的な姿勢があれば、どんな状況も乗り越えられると実感しています。社内の雰囲気を一層明るくしてくれるような、前向きな方と一緒に働けることを楽しみにしています。