三晃金属工業株式会社

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女性社員対談

一つでも多くの現場で
知識やスキルを吸収しながら、
自分の世界を広げていきたい。

男性が多い建築業界において、女性社員はどのような想いを抱き、どう働いているのか。施工管理業務に従事する女性社員二人に、三晃金属工業で働く魅力や今後のビジョンなどについて語ってもらった。

MEMBER

  • 鶴宮 梨恵

    鶴宮 梨恵

    Tsurumiya Rie
    営業、施工管理
    ※取材当時
    2017年入社 
    工学部 建築学科卒

    大学では都市設計を専攻。就活では、三晃金属工業の専門性の高い仕事に惹かれ、入社を決意。営業所に配属後、2020年から現職に就き、施工管理を務める。趣味は映画鑑賞。休日は一日中映画を観ていることも。

  • 滝 有沙美

    滝 有沙美

    Taki Asami
    営業、施工管理
    ※取材当時
    2019年入社 
    建築・環境学部 建築・環境学科卒

    大学ではコンクリートの構造計算を専攻。プロ野球が好きなことから、数々の大型スタジアムを手掛けている三晃金属に興味を持つ。入社後、北陸営業所にて施工管理を担当。休日は近隣エリアに住む友達に会いに行きがてらドライブを満喫。

THEME.1 入社理由

専門性と意匠性の高い
「屋根の仕事」を
極めたいと思った。

就職活動はどのように進めていましたか?

建築学部に在籍していたため、建設業界を中心に検討していました。中でも、「この分野のことなら任せて」と言えるような、高い専門性を習得できる仕事に就きたいと考えていました。三晃金属工業については就活サイトを通して知り、屋根に特化した専門性と意匠性の高い仕事に惹かれ、興味を持つようになりました。
鶴宮
私も三晃金属工業に対しては、「屋根をつくる会社」という明確さや、そこを極めていこうとする姿勢に独自性を感じ、「面白そう」と思いました。会社説明会では、自分と年齢の近い若手社員が業務内容などをわかりやすく語ってくれたので、そこで働く自分をイメージできたことも入社の決め手となりました。
会社説明会では女性社員から話を聞ける機会があり、「男性が多い職場だけど、女性も遜色なく働いている」と知り、安心したことを覚えています。また、同期に女性が2人いたので、入社後、横のつながりを持てたことも心強かったですね。
鶴宮
私の場合、同期は全員男性でしたが、研修で女性社員のいる支店に配属してもらえたので、先輩社員と縦のつながりを持てました。いきいきと働く先輩社員の姿を見て、性別に関係なく、個人に裁量を任せてくれる会社なんだなと実感できました。
THEME.2 現在の仕事

「どうすればいいか」
をたずねる前に
「なぜそうなっているのか」
を考える。

現在の仕事内容について教えてください。

鶴宮
現場担当として、新幹線駅舎などの現場を担当しています。当社が携わるのは、基本的には屋根の部分のみなので、基礎から携わるゼネコンなどに比べると、案件ごとの期間は短いので配属後比較的早期に多くの現場を経験できます。
工期が短い分、より多くの現場から学べる点は魅力ですよね。私も現場担当として、以前に当社が手掛けた建築物の補修や改修などを担当しています。現場では、ゼネコンの担当者や職人さんと作業工程を確認しながら工事を滞りなく進行させていくことに気を配っています。中〜小規模案件では一つの現場を一人で担当するので、材料の手配も自分で行うなど責任は大きいです。職人さんの方がベテランなので、わからないことがあれば「教えください」と素直に質問しています。
鶴宮
無事に竣工するためにも、現場では職人さんとのコミュニケーションが不可欠です。自分から積極的に話しかけるほか、職人さんがどう動いているのか、観察して気づきを得ることも重要です。質問をする際も、「どうしたらいいか」を聞く前に、「なぜそうなっているのか」を考えるところから始めてみる。受け身ではなく、自ら問いを立てて吸収していこうとする姿勢が大切だと感じます。
実は、私はもともと人とコミュニケーションを取るのが苦手なタイプだったんです。でも、この仕事は信頼関係ありきですし、日頃のコミュニケ―ションが、いざという時に信頼してもらえるかどうかにつながっていきます。必要に迫られて積極的に会話をしていくうちに、少しずつ苦手意識も変化してきました。
鶴宮
お孫さんの画像をスマホの待ち受けにしている職人さんに、「かわいいですね」と声をかけるなど、ちょっとしたことから距離が縮まり、信頼関係が育まれていきますよね。
本当に日々の積み重ねだと思います。現場ごとにたくさんの人と接する中で、知識やスキルがどんどん身についていきますし、今では自分の世界が広がっていくことに面白さを感じています。
鶴宮
その中で現場のチームワークも生まれますし、「もし自分が何かミスをしたら、この人たちの生活に関わることになる」という責任感も芽生えます。職人さんとの信頼関係が深まるにつれ、仕事に対する認識や向き合い方も変わってきていると実感します。
THEME.3 仕事のやりがい

屋根づくりは
人に「安心」を
届ける仕事。

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

鶴宮
現場で屋根を掛けた瞬間が好きです。それまで柱と梁だけだったものが、屋根を掛けることで一気に建物になる気がします。もちろん、柱や梁があってこその屋根ですが、屋根が付いたことで雨や日差しが防げるようになり、現場スタッフも安心して作業できるようになります。そう考えると、屋根は人に安心を届けられるものなのかなと思います。
私は自分が手掛けている建物が、完成に向けて形になっていく過程を見るのが好きです。図面からイメージしていた意匠性の高いデザインが、実際に目の前に現れ、完成した姿を見ると感慨深いものがあります。
鶴宮
建物が完成した際、一緒に頑張ってきた職人さんと「お疲れ様」と声を掛け合う瞬間は、言葉にできない達成感がありますよね。

仕事で、女性ならではの大変さを感じることはありますか?

やっぱり体力的な違いは感じますね。現場で「それ持ってきて」と何気なく声をかけられた時に、男性なら普通に持てるものが、私一人では運べない…ということはあります。
鶴宮
私は小柄なので、入社当初、自分に合うサイズの安全靴がなくて困りました(笑)。現在では女性用のサイズも用意されていますし、ここ数年で女性が働きやすい環境はどんどん整ってきていると感じます。滝さんの言う通り、体力的な違いを感じることはありますが、それ以外では「男性じゃなければ務まらない」と思うことはありません。
THEME.4 職場の雰囲気 / 今後のビジョン

答えは一つではない。
だからこそ、
ぶつかり合うこともある。

営業所の雰囲気を教えてください。

鶴宮
基本的に明るいですね。トラブルが発生しても、「しまった!」と言いながら担当者が周囲に意見を聞いて回るなど、重たい空気にはなりません。ミスをすれば、もちろん叱られますが、同時に「こうするといいよ」とあちこちからアドバイスをもらえるなど、一人で抱え込ませない風通しの良さを感じます。
ただ、いつの間にか論点がズレていることはあります。「共感してほしいポイントはそこじゃない」って思いますけど(笑)、話を聞いてもらえるだけでも気持ちがラクになりますし、「そういう見方もあるんだ」と視野が広がります。
鶴宮
個性的な人は多いですね(笑)。自分の得意分野を持っている人も多く、身近な先輩に仕事の相談をすると、「この分野ならあの人を頼るといいよ」と、詳しい人につないでもらえます。時には社内で意見がぶつかり合うこともありますが、それぞれに想いや意見があるからこそぶつかるわけで、答えは一つではないんだと勉強になります。
仕事に対し、こだわりを持っている人は多いですね。周りに流されることなく、臆せず自分の意見を発信している姿を見ると、「この状況でそれを言えるのはすごい」と尊敬します。まだ自分にはできない部分なので憧れますね。

最後に、今後の目標や展望について教えてください。

鶴宮
何かしら現場と接点のある仕事を続けていきたいですね。現場でスキルと経験を積みながら、「どうやってつくったんだろう」と驚かれるような、高度な屋根づくりにも挑戦したいです。
結婚などで将来的にライフステージが変わっても、三晃金属工業で働き続けたいです。ただ、状況によっては今と同じ働き方ができなくなる可能性もあるので、その時にどういう選択肢があるのか、会社と相談しながら納得のいく働き方を模索したいと思います。
鶴宮
女性社員のモデルケースはまだまだ少なく、自分たちで切り拓いていく必要があります。後輩の女性社員が増えてきている中、自分たちの代で一つでも多く、選択肢を広げていきたいですね。
建設業界=男社会というイメージがあるかもしれませんが、挑戦したいという気持ちがあれば、男女関係なく活躍できる土壌があります。就活生のみなさんもあまり気負わず、視野を広く持つことで選択肢を増やしてほしいと思います。