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一言で「屋根」と言っても、その種類は素材や工法によりさまざまです。屋根の主な役割は、あらゆる天候や自然災害から人々の暮らしや産業を守り、街の景観を創造することです。求められる機能や特長は設置する建物や立地条件によって異なるため、多様なニーズに応えるべく、新素材や新工法の研究・開発が日々進められています。
屋根のデザインは建物全体の印象を大きく左右します。建物単体としての意匠性はもちろん、屋上緑化などによる周囲の景観との調和といった面でも重要な役割を果たします。
紫外線や雨風、施工エリアによっては豪雪などへの耐久性が求められます。それぞれの地域に最適な素材や工法を選ぶことで、建物の安全性を確保します。
屋根材や工法を工夫することにより、室内の音圧レベルの低減や残響時間の短縮など、音響面から室内環境を向上させます。
屋根材を二重葺や三重葺にし、断熱材をサンドイッチした工法や、屋根に特殊な塗装を施すことで、屋内の温度上昇を防ぎ、省エネ効果を高めます。
施工現場では、設置の簡易性や安全性に加え、限られた場所でもスムーズに施工するための省スペース性などが求められます。
三晃金属工業では、独自の技術や開発力を活かし、屋根のあらゆる可能性を追求しています。
ここでは、代表的な製品や工法の一部を紹介します。
「長尺屋根」は、スタジアムや美術館、空港施設、工場など、大規模な屋根づくりに用いられます。素材にはアルミやステンレス、ガルバリウム鋼板、チタンといった各種金属が使用され、形状も「嵌合タイプ」「馳タイプ」「重ねタイプ」「断熱タイプ」「横葺タイプ」とさまざまです。溶接を必要としない「ボルト式」や、ボルトを隠すことによりメンテナンスフリーでデザイン性を保てる「キャップ式」など、施工性の高い製品が開発されています。
「R-T工法」は、水密性や気密性が高く、地震や熱伸縮に強い耐久性を発揮するステンレス防水工法です。スウェーデンから技術導入を行い、国内では当社独自のシステムとしてJASS(日本建築工事標準仕様)に定められています。曲線を活かした特殊な形状にも対応できるため、スポーツ施設や文化施設などの意匠性の高い建築物に数多く採用されています。
工場や研究所など、高度な耐久性が求められる建物に採用されているのが「ハイタフルーフィングシステム」です。環境にやさしいアメリカ製のエチプロピレンゴムを主原料とした高分子系防水シートを使用し、高い耐候性と耐薬品性を発揮。完全な防水性を誇り、あらゆる気候や自然災害から屋内を守ります。
三晃金属工業の製品は、大型建築だけでなく「一般住宅」の分野でも活躍しています。これまで培ってきた知識と最新のCAD/CAMシステムを応用することにより、一般住宅に求められる安全性や経済性、デザイン性、耐久性、加工性を実現。一軒ごとの希望に応える多彩で高品質な製品を提供しています。