エンジニアリング
長い歴史に培われた技術と豊富な経験で、お客様の課題を解決します。
1949年の創業以来、当社は屋根工事専門会社として数多くのプロジェクトに携わってまいりました。
その間に蓄えた膨大なノウハウは、次のプロジェクトに生かされ、磨かれていきます。
私たちは、この蓄積されたノウハウと、コンピューター技術によって高度に進化した設計ツールを駆使して、お客様が抱える様々な屋根の技術課題にお応えしてまいります。その一方で、複雑な屋根になればなるほど、ヴァーチャルの世界だけでは解決できないのが現実です。当社は的確にこの分岐点を見極め、必要に応じてマザー工場である深谷製作所に隣接する技術開発センターで試作やモックアップの製作を行い、リアルの世界でも検証を行える体制を整えています。
それでは、私たちが行ったエンジニアリングの例をご紹介いたしましょう。
当社には、特殊形状の屋根に関するご相談が少なくありません。 そのような物件の場合、2次元の図面ではみえてこない問題が多々あります。
これに対し当社では、高度な3D CAD技術を駆使した各種検討により、施工の可否から、 施工品質の向上、また、細かな要求にも丁寧にお応えしております。
複雑な納まりに対する提案
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複雑な屋根形状を3D化し各種の事前検討を行っています。
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適切な下地の配置や、納まりを提案します。
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通常の施工図では分かりづらい納まりをビジュアル化することで、問題点の洗い出しや、スムーズな打合せに役立てます。
曲面屋根対応
CAD上で割付ラインの事前検討を行います。 三次元で割付検討を行った際、そのままでは適切な割付けかどうかは判断できません。
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割付けラインの平面展開を行うことで実材料での加工や取付が可能かどうかをチェックします。
ここで極端なねじれや曲がりが発生していないかを確かめていきます。
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無計画な割付は、無理な方向に屋根を葺いたり、材料の折れや極端な大きさの調整材が入る等、屋根の性能や外観を損ねる事になるため、施工前に十分な検証を行う必要があります。
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曲面にあった屋根のふき方向や、テーパーなどの加工形状を事前に確認することで、 施工段階での手戻りをなくし、スムーズな工事進行に貢献します。
屋根性能検討
屋根曲面の特性に合わせ、色々な角度から適切な屋根の施工方法を提案します。
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流水線(落雪方向など)を考慮した割付により、積雪による屋根の損傷を防ぎ性能の維持に役立てています。
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