2025年10月、男子プロバスケットボールリーグ B.LEAGUE PREMIER所属「アルバルク東京」のホームアリーナであり、多機能型施設となるTOYOTA ARENA TOKYOが東京・青海にオープンしました。2022年春に行われた設計施工コンペにより私たちが設計を担当することになりました。
私たちは設計をする際に、以下の3つのコンセプトを掲げました。
1. あらゆるスポーツの聖地
2. 街や公園につながるようなコネクティッドアリーナ
3. テクノロジーと環境が融合した人に優しいデザイン
「あらゆるスポーツの聖地」については、日本でNBAの迫力を味わえるような世界標準アリーナを目指し、全てのスポーツに関わる人にとって憧れの場所にしたいと考えました。そこで設計開始時にアメリカの最先端のNBAアリーナ施設を事業者といくつも視察し建築計画へ反映しました。
近年のアリーナはコンサートなども行われるため、観客席をU字型に配置したものが多くみられますが、「トヨタアリーナ東京」では、観客席を360度配置して、全方位から試合の臨場感を味わえるようにしました。それが、特徴的な楕円形の外観にもつながっています。
また、NBAのアリーナに倣い、今までの日本のアリーナではなかった、VIPスイート・ラウンジなどのホスピタリティエリアを充実させるなど、多種類の観客席により、アリーナの収益貢献が期待できると同時に、多様なニーズに応えられる観戦環境をつくりました。