2026.3

No.336

SANKO TECHちょっとやさしい技術のはなし

三晃金属工業の技術 ……
シート防水改修専用ビス

建物内部に落下する切粉が少なくなる
SANKO 独自技術の改修専用ビス

ちょっとやさしい技術のはなし

シート防水カバー改修

——シート防水カバー改修は、どのように行っていますか?

既設の防水シートの上から、新設のハイタフEGシートをかぶせる工法を採用しています。

この工法は、既設の防水シートを撤去しないためエコロジーです。そして改修による重量の増加も少なくてすみます。

ただし、既設デッキプレートにビスを打ち込むときに、デッキプレートの削りカス(切粉)が発生し、建物の内部に落下することがあります。

そのため、屋根の下に天井がないデッキプレート表しの建物で内部の設備が稼動している場合は、改修工事ができない事例や、内部養生が必要になった事例もありました。

——切粉の発生を抑えることができる、特殊な形状の改修専用ビスを開発して使うようになりました。

これまでの通常ビスは、デッキプレートを削りながら進んでいたのに対し、改修専用ビスは、デッキプレートを押し広げながら進んでいくため、切粉の発生量が約1/200〜1/300に低減します。

また、回転式のドライバーを使用すれば、ビス打込み作業時の騒音も約30db軽減できます。

金属屋根カバー改修

——新たに開発した、高機能改修専用ビスは、厚さ0.6mmの既設金属屋根の改修にも使用可能です。

既設金属屋根をハイタフEGで改修する場合は、既設屋根材が厚さ0.6mmだと直接ビス固定ができないという課題がありました。そこで、切粉抑制機能を持ちつつ、厚さ0.6mmにも保持力が確保できるビスを開発しました。これにより、厚さ0.6mmの既設金属屋根材をそのまま下地とするシート防水改修が可能になりました。従来設けていた新設下地鉄板厚さ0.8mmが不要で、軽量・低コスト・短工期の改修を実現しました。

資料

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